「Project Q」で剛性アップ(2003/6/12施工)

ProjectQって・・・

『ProjectQ』といっても「なにそれ?」って思うでしょう。それも当然、車用として売ってはいません。なんせうちで開発しているオーディオグッズなのだから。(^_^;)
ここで「オーディオグッズをなぜ車に?」という疑問がでるでしょう。この『ProjectQ』は貼ったところの品位や硬度をあげるという不思議(?)な グッズ。オープンカーといえばボディ剛性が低いのはどうしようもないことですが、剛性を上げる方法があるならやって損はないでしょう。ってか、やりたいよ ねっ!
購入してもうすぐ5年(新車からだと7年)、ちょっと剛性が落ちてきたなぁと思っていたちょうどその頃出来上がったこの商品。車に応用できると聞けば、当然試したくなります。
「貼って貼って、早く貼って!」ってわけで、雨の日にもかかわらず場所を借りて&手伝ってもらって貼っちゃいました。


エンジンルーム
(青いテープだらけっ)

燃料噴射系にもベタベタ

サイドシル

ドアの付け根にも

貼ったところ

本人あまりわかっておりませんが(^_^;)、聞いたまま書いておきます。
左写真の青いテープがそうです。

エンジンルーム
・サスペンションの取り付け部(足回りの剛性UP)
・ブレーキのバキューム装置(ブレーキの補助能力)
・ステアリング・シャフトとギアーボックス、ステアリング・バー(ステアリングの剛性UP)
・プラグの周辺(プラグの点火効率UP)
・燃料噴射系
・ラジエターの上部ボディー(車体の剛性感)

ボディ
・サイドシル
・トランクルームのタイヤハウスをむき出しにして、その丸い部分に
・後部座席を倒して、シートの後ろにある補強材に
・トランクルーム底のカバーを剥がして、溶接部に
・ドアの付け根

ん〜、結構あちこちに貼りました。
※詳細についてはGe3の情報コーナーをご参照下さい。

変化

ちょい乗りで気づいたのはボディ剛性のアップです。

かたい!
その日に乗って、すぐボディ剛性が上がったのがわかりました。雨もあがったので、オープンにして3人で乗っていたのですが、みんな「オペルの車じゃないみ たい」と言っていました。ホンマにBMWか小ベンツみたいにガッシリしてしまっているのです。「まさか〜」と思うでしょうが、ホンマにホンマ!
後日、また違う人が乗った時のこと、助手席に座った瞬間「うわっ固い!」ってびっくりしてました。走らなくてもわかるみたいです。

ミシッ、パキッがなくなった
オープンカーでしかも4座である私の車は、街中の普通の道を走っていても、しょっちゅう「ミシッ」とか「パキッ」という音が鳴っていたのですが、施工後は 一切鳴らなくなりました。やはりガッシリしたという感覚は気のせいではなくて、本当に剛性がアップしたようです。

しかし、ボディ剛性がアップしたおかげで、施工していない足回りが頼りない感じになってしまいました。(T.T) やたら箱だけがしっかりしているのです。早急に足の方も貼らなくては・・・。

長距離高速走行

その後、東京までの長距離走行をした時にまたいろいろと気づいたことがありました。

加速がスムーズ
以前はアクセルを踏み込んでも加速するのに間があり、加速し出しても気持ちだけが先に行くって感じだったのですが、ウソみたいに思うように加速出来るようになりました。

最高速度が20km/hほどアップ
高速を調子よ〜く走っていたところ、ふと気づくと今まで出したことのない速度が出ていました。(^_^;)それでもまだ余裕がある感じです。以前だったら がんばって走って、これ以上はもう怖いなっていう速度より20km/hも越えていたのにです。

運転が楽
車の性能が上がった(?)せいか、運転に余裕ができ、長距離走行も随分楽でした。だいたい年に1度は大阪〜東京まで車で行くのですが、いつもと疲れ具合が全然違いました。

風の流れが変わった
オープン走行時、窓も全開で走っていると、80km/hぐらいになるとシートベルトがバタバタしていたのに、それが無くなってしまいました。
高速に乗るときは、オープンにしても窓は全部上げている(シートベルトのバタつきがあるの為)のですが、それでも風の巻き込みやなんかで、快適に走れるの はせいぜい100km/hちょいぐらいでした。が、風の巻き込みがほとんどなくなってしまい、オープン走行でもかなり速度が出ても平気になってしまいまし た。
恐らく最高速度のアップも、空気抵抗が変わったのが原因と思われます。

細かいことは他にもありますが、大きな違いはざっとこんなもんでしょうか。でも、こんなこと書いても誰も信じないだろうなぁ・・・(^_^;)

★ProjectQについてはGe3をご覧ください。(宣伝モード(^_^;)