車のブレーキパッド交換にトライ!(前編)

ドライブは好き。でもメカニックなことはほとんど知らない。そんな私が自分でブレーキパッドを交換してしまおうなんて、やっぱり無謀!?
だけどやっちゃったのよねー。f(^ー^;
といっても命を預ける大事なブレーキ、慎重にやらなきゃなりません。メカに詳しい知人に実践で教えてもらい、その後自分の車(オペル アストラカブリオ)でトライ!はてさて、どうなることやら・・・

1.必要な工具を揃える

タイヤ交換するにもそうだけど、車の整備には専用の工具が必要。無くても他の物で代用出来るものもあるけど、どうしても必要なものもある。
特にパッド交換の必需品は、キャリパーピストン戻しとピンを外すレンチ。(今回このレンチ(中写真)に泣かされることに・・・)
他にはジャッキ、ジャッキスタンド、ドライバー、ビニールチューブ(オイル抜き用)、ブレーキグリス、ブレーキクリーナー、軍手、古くなったタオルなど。そして忘れちゃいけない、新しいパッド。(下写真)



 

さ〜て、用意が出来たらジャッキアップ!

【memo】
工具は西宮のSTRAIGHTで買った。安い!

 

2.ジャッキアップ

車の足回りのメンテナンスをするにはジャッキアップが必要不可欠!タイヤ交換したことある人ならお手のものよね!?
車体を上げる前にやっておくことが1つ。一反ジャッキアップするとタイヤが回転してやりにくいので、ホイールナットを少し緩めておくのがポイント。ホイー ルレンチ(車についてるよね)をはめて、足でポンと蹴ってやると、ほら簡単♪すぐに緩んでくれる。

さて、いよいよジャッキアップ。まずは上げるのと反対側(対角線側)のタイヤに輪止めをして、車が動かないようにしておく。安全対策ね。
そして、ジャッキを当てる場所はどこでもいいわけじゃぁない。車を持ち上げるわけだから、それなりの強度がある場所でないとダメ。ジャッキアップしたとたん・・・バリバリッ とかいって変形しちゃう危険性大!

といって怖がらなくても大丈夫。ジャッキはここに当ててね、という印がちゃ〜んとついてるから。車の下を覗き込むと、突起や切り欠きなどで印がつけてあるはず。それがジャッキアップポイント。
車載のパンタグラフジャッキなら、こういう場所にピッタリ合う形になってるので、そこに合わせてジャッキアップ。

タイヤ交換だけなら、ここでタイヤを外して・・・てとこだけど、今回はパッド交換。両方のフロントを交換するので、ジャッキスタンド(ウマとも言うらしい)2つを使って固定しちゃいます。
ジャッキスタンドが入る高さまで上がったら、十分な強度がありそうなポイントを探してジャッキスタンドを設置。傷がつかないように、軍手など滑りにくい布を当てておくのが車への配慮!? ジャッキを静かに下げて、車をジャッキスタンドに乗せる。
もう一方も同様にジャッキアップしてジャッキスタンドを入れ、両方の前足が上がって準備完了♪

 

3.タイヤを外す

先にナットを緩めておいたので、後は簡単。ホイールナットを全てとって、タイヤを外す。このタイヤが重いのよね〜。(;^_^A

タイヤを外すと・・・はい、ブレーキ登場!
金属の円いやつが「ディスクブレーキ」の「ディスク」(見たままね(^_^;)。その右側についてるのがブレーキキャリパーというもので、ここにパッドがはめてある。これを外してパッドを交換しようとしているのです。

それにしても・・・ディスクがかなり減っている。縁に山が出来ているのが写真でわかるかなぁ。この分が擦られて減ったってことです。でも、ディス ク自体の厚みはまだ十分あるようなので、ディスク交換はしなくていいみたい。とりあえずディスクを外してこの山を削ることに。

さて、キャリパー外しに取りかかろう!
ステアリング操作で作業しやすい方向に向きを変えて、まずはスライドピンを外すんだったな・・・。

ん?ベンツのをやった時はここで確かメガネレンチを使ったはずだけど・・・オペルは六角棒レンチなのね。
うぐっ、ないじゃん。
しゃーない。工具買いに行くべー。
青空駐車場でそのまま置いておくわけにもいかず、タイヤをつけ、全部片づけて、買い物へ。

レンチセットを購入し、翌日、再び挑戦。レンチは8mmぐらいかな・・・いや、入らない。じゃぁ6mmで・・・え?小さいよ。そんな馬鹿な!何回もやり直してみるが・・・合わない。(×_×;)
7mmのレンチって、工具店でも見かけなかったけど・・・ホントにそんなの使うんだろうか?
と、考えてても仕方ないので、車に詳しい知人に電話してみる。
「あー、ドイツは7mm好き(好んで使う)かも〜」だってさ。
う〜、ということは、やっぱり・・・7mmのレンチを探しに行かないといけないのね。(-_-;)

今日も進展なく、全て片づけてまたお買い物に・・・。ぐすっ。

つづく