『ボーリング・フォー・コロンバイン』

週末に見たDVD

その1『ボーリング・フォー・コロンバイン』

ドキュメンタリー映画。といっても堅苦しくない。
マイケル・ムーア監督の素朴な疑問「なぜアメリカで銃撃事件が多いのか」を追求していく様を描いている。
マイケル・ムーアといえば、アカデミー賞授賞式で過激な反戦コメントを言って、一部の俳優たち等からブーイングされていた人。(ホワイトハウスから危険人物と認定されている。らしい。)
この映画を見る限りでは、過激な人とか、ハチャメチャな人といったイメージは全くない。
非常に素直に疑問を抱き、追求しているだけ。
ただ、この“追求する”ということが、普通はなかなか出来ない。
しかし、彼を見ていると「それをしないで何がジャーナリズムだ!」と(他の多くのジャーナリスト達に)言いたくなる。
彼が全く正しいとは思わないが、真実の一面を見せてくれているのは確かだ。
銃はともかく、社会の根本的問題は日本も同様。
これを見て、目の前の社会的問題を改めて考えて欲しい。