石けん開発中(1)

なぜ私が石けんを開発することになったのか

 

20年以上使い続けてきた石けんがある。
スキンソープ・シモン」である。
(正確には「スキンソープ・シモン」が発売されたのは2011年。それ以前は雑貨石けん「シモン石けん」として販売していた。)

「人の肌に最適な石けんとはどういったものだろう?」

という素朴な疑問から、夫がフーチ探索により開発した石けんである。(この辺りの詳細はこちらのリンク先へ
完成してから分かったのだが、この石けんで全身を洗うとオーラトリートメントまで出来てしまう。
肉体の表面の汚れだけでなく、見えないところの汚れまで落とした上に、整えて保護までしてくれる。何とも不思議な石けんなのである。

実は今、この石けんが終わりを迎えようとしている。
というのは、2年前に開発者である夫が他界し、その1年と数ヶ月後、新社長によりライフ事業は閉鎖されることとなった。
私は既に会社を離れていたのだが、浄化や結界グッズなどのライフ商品にはサポートが必要なものがあるし、サポートは私にしか出来ない。
(会社を離れてからは業務委託として請け負っていた。実際は自宅の2階が事務所だったので、実務的なこと全てを一人でやっていた。)
本来なら会社を離れるときにライフ事業を継承するのがスムーズなやり方だったのだが、それを提案するも頑なに拒まれ、叶わなかったのである。

しかし業務委託終了寸前、しかも事務所移転セールという大きなセールの対応をたった一人でこなし、既にキャパオーバー状態となっている時にライフ事業を辞める意向を告げられた。じっくり考える時間もなかったし、頭も働かない状態だった。
結果的に何とかユーザーサポートだけは引き継ぐことになった。そして「スキンソープ・シモン」をはじめスキンケア商品のシモンシリーズについては在庫を買取り、販売することになったのである。

そして今、その石けんの在庫が残り僅かとなっているのだ。

もう物販はしないと、一時は決めていた。
でもこの石けんが無くなると、私自身困る。代わりになるものがない。
誰かが作ってくれることもない。
私が作るしか・・・ない。

作るしかないのだが、自分の分だけなら一人で手作りすることも可能だ。
でも他の人に販売するとなると、薬機法(旧薬事法)の規制対象となるので、許認可のある製造所に作ってもらう必要がある。
となると、最小ロットでも数百個作らないといけない。パッケージデザインやら印刷やらまとまった資金が必要になる。うーん。

ふと思った。
本当に必要と思っているのは私だけだろうか?
現ユーザーさんたちはどれほど必要性を感じているのだろうか?
ぶっちゃけ訊ねてみるしかないと思い、メールを送ってみた。

想像以上の反応が返ってきた。
そして、多くの方が「唯一無二」の石鹸だと評価して下さった。
「継続はして欲しいけど、無理のないように」との優しい言葉もいっぱいいただいた。
メールを読むたび涙が溢れる。

ならば作ってみよう。
そう決心した。

 

新たなレシピが必要

作ると決めたが、全く同じものは作れない。
製造所は同じだが、発注者が違う。
最終的に在庫を引き取る形になっただけで、事業継承はしていない。同じものを作る権利がないのだ。

改めて「なぜ引き継ぐことにならなかったのだろう?」と思った瞬間、答えが降りてきた。

「新しい石けんを作る必要がある」と。

初めに「シモン石けん」を作ったのは20年ほど前のこと。
地弥生時代が終わり、天縄文時代に入って10年ほど経った頃である。(時代の話について
今も時代の大転換期真っ只中であるが、20年前よりも変化の速度がグンと加速している。特に2020年以降は激しくなっている。これはあと10年〜20年続くだろう。
自然(人も自然の一部)のエネルギーも変化しているわけで、今これからのエネルギーに合う新時代の石けんにする必要があるということのようだ。

それが分かったので、新しい石けんのコンセプトを明確にし、フーチ探索によりレシピを調べあげ、試作品の発注をした。

つづく…