天保山サントリーミュージアムに「フリーダ・カーロとその時代」展を見に行った。
フリーダ・カーロといえば、そう、あのつながり眉毛の自画像を描くメキシコの女性画家。メキシコらしい鮮やかな色彩の絵がよく雑誌等で紹介されている。
あの色のイメージから、強いタッチの絵を想像していたのだが、実際の彼女の絵はとても繊細でびっくりした。
もう一つ意外だったのが、彼女の宇宙観というのは東洋思想に通じるものがある、というかそのものだということ。親交のあったイサム・ノグチの影響なのだろうか。
他にもメキシコで活躍したシュルレアリスムの女性たちの絵や写真作品が展示されていた。
レメディオス・バロという人の作品は、社会に対する皮肉を含みながらもユーモアに溢れ、とても洒落た絵でどれも素敵だった。