ピーちゃんが帰ってきた♪

先日、まだ目もちゃんと見えてない赤ちゃん猫2匹を3日ほど預かった。

長男ガルは、そっと避けつつ、家の中で過ごしている。
長女トゥポルは、かなり警戒しながらも、エサを食べにちゃんと毎日帰ってくる。
トゥポルの子どもキャップとピンクは、ピーピー声の聞こえる箱を覗き込んだ途端、滅茶苦茶ビックリして窓から飛び出していったまま、帰ってこなくなった。

一日、二日、キャップとピンクは一切姿を見せない。
預かっていた猫を返してから、一日、二日・・・やはり帰ってこない。

ガルはまだ目が開かないうちにもらってきて、私たちが育てたので、離れることはないだろう。
トゥポルは子猫の時にやってきて、うちの子だよ〜と見つめ合って言い聞かせてからは、ここが家だとちゃんと認識したようだ。
でも、トゥポルの子ども達はトゥポルが育てた。
人間と共存はしているが、山の中を走り回っているし、毎日狩りに励んでいて、野生に近い。

考えてみれば・・・
自然界では、乳飲み子に不用意に近づくことは御法度だろう。
必ず親が近くにいて、近づけば攻撃されるに決まっている。
うちの子猫たちは、してはいけないことをしてしまった!とビビッて出て行ってしまったのだろう。

私こそ・・・
大丈夫かな?と躊躇したけど、断れずに預かってしまったことを後悔した。私の責任だ。
彼女たちは帰ってきてくれるだろうか。

毎日、家の周りで名前を呼んだ。
4日目の夜、ようやくキャップが帰ってきた!
窓の外で、へこんだ顔して中を覗いている。
中へ入れて、エサをやり、水を飲ませて落ち着いたところで抱き上げた。
いつもはすぐに嫌がって降りてしまうのに、この時ばかりはグルグルのどを鳴らしておとなしく撫でられている。
不安だったんだね。ごめんね。

その後はすぐにいつもの調子に戻ったので一安心。
しかし、ピンクはまだ姿を見せない。

ピンクはすごく怖がりで、いつもいろんなものにビクついている。
最近ようやく、自分から甘えてくるようになっていたのに・・・
はぁ〜 ピンク〜 帰ってきて〜〜〜(T.T)

そして今日!
夜、外出から戻ってきた時、家に入る前に「ピーちゃーん、ピンクーー」と呼んだら、遠くでかすかにピンクの声がしたような気がした。
探しに行ってみると、林の奥の方から声がする。
「ピーちゃーん、ピーちゃーん」
「ニャー ニャー」
あれは絶対ピンクの声だ!!
何度も呼ぶが姿が見えない。
あっち行ったりこっち行ったりしながら呼んでいると、少しずつ声が近づいてくる。
持っていた小さなライトを照らし、鍵をじゃらじゃら鳴らしながら呼んでいたら、ピンクもようやく目標をつかめたらしく、やっと姿が見えた!
「ピーちゃ〜ん」
11日ぶりの再会っ!!!

よう帰ってきたね。ヨカッタヨカッタ。(*^_^*)

それにしても・・・
猫も育ち方によって、反応がえらく違うものなのね。
今後気をつけます。(_ _ )/