引越顛末記6

■大ボケもいいとこ

鍵をもらったのが引越3日前。まずしなければならないこと、それはバルサン。
各部屋の大きさに応じてバルサンを用意。け、結構な値段するな・・・(;^_^A
でもやらないわけにはいかないので、ちょっとひきつりながらも購入。その足で新居へ。

家具の配置などを考えるため、一通り部屋のサイズを測る。
暑いので窓を開けたら、ヤモリが落ちてきた!い、いきなりヤモリの歓迎ですか!(;>_<;)
マンションにもヤモリはいたけど・・・は虫類も虫も苦手なんだよねぇ。でも、ここに来るからにはそんなこと言ってられないよっつうことなのね。なんたって山ん中。
まぁ考えてみれば、子供の頃住んでたところは、ヤモリはもちろんムカデも大きなクモも蛇だってしょっちゅういたもんな。なんとかなるさっ。慣れ慣れ。
気を取り直して、その日はバルサンをセットしてとっとと帰った。

そして引越前日。なんとまぁ、ギリギリになってのお掃除です。うちらしいというかなんというか。(^^ゞ
掃除道具一式を車に積み込んで、いざ出発。
が、新居に着いて荷物を降ろしていたその時
「ん?・・・な、ないっ!!」
掃除機のノズルやなんかがいろいろ入った箱はあるんだけど、肝心の掃除機の本体が無い!
「んなアホな」と思ったが、無いものは無いのだ。考えてみれば、積んだ覚えもない。(ダメじゃんっ)
はぁ〜、我ながらこの大ボケには凹んだ。(-_-;) でも仕方がない。取りに行かなければ。なんたって引っ越しは明日。掃除せずに荷物を運び入れるわけにはいかないのだから。

とりあえず、ダンナには外の掃除(荷物を運ぶ通路が落ち葉だらけだったので)を頼んで、私は掃除機を取りに帰った。往復1時間のロス。あ〜ん、バカァ〜

戻ってみると・・・おぉ!駐車場から家へ続く階段が広くなっているではないか!
横から草や枝が伸びてきていて、通路の邪魔になってたのが、スッキリサッパリ!
これで荷物を運んでもらえるね。と、がんばったダンナに冷たいジュースをあげてちょっと休憩してもらい、私は早速家の中の掃除を始めた。
奥の部屋から掃除機をかけ始めたのだが・・・なんだかおかしい。
掃除機を行ったり来たり何度も何度も・・・何度も何度も・・・何度も何度も動かすのだが、なんだか進まな〜い。
前の家ならとっくに終わっているはずなのに、おかしいなぁ、おかしいなと思いながら、汗をふきふき一生懸命掃除する。で、やっと気づいた。部屋が広いのだ!!
確かにこれだけ広い家の掃除をしたことは今までない。で、でも、広すぎる!!さ、先が思いやられるな・・・

結局のところ、掃除機をかけただけでへたばってしまい、引越前日の掃除はものすごーーーく適当なものになってしまったのでした。