引越顛末記5

■膨大な荷物と無謀なスケジュール

最終的に引越屋さんが見積もった荷物の量は・・・なんと9トン!!
生活道具が3分の1、仕事の荷物が3分の2といったところかな。住宅というより、完全に事務所の引っ越しである。それにしても、これを約2週間で荷造りしてしまおうなんて、あまりにも無謀すぎる!(後から考えても、ヒドイ計画だと思う。(;^_^A)
そんなとんでもないスケジュールになってしまったのは、8月27〜28日に東京で開催されるイベントに出展するため。新居の方は8月中旬からの契約になっ たので、なんとか8月中に引っ越ししたいところ。(でないと、9月は新旧両方の家賃を払う羽目になってしまう。)しかし、東京のイベントが終わって帰って きたら、残り2日しかないのだ。
それは無理だろうということで、スケジュールを前倒しに。体力回復とイベントへの準備期間が欲しいので、せめて東京行きの1週間ぐらい前には終わらせたいところ。というわけで、引越屋さんとも相談の結果、16日と19日の2日間に決定。

8 月1日、引越屋さんから50枚ほどの段ボールをもらい、早速荷造り開始。当然、段ボール50枚なんかではとうてい足りません。営業マンのお兄さんには 200枚はいるでしょうと言われました。それだけの荷物を造らんとアカンのね。(-_-;)もう仕事なんてしてられませんっ。とにかくこの日から荷造り、 荷造り、荷造りの日々。

まずは服の整理から。何年も着ていないのに捨てられずにいる服を一気に処分!半分ぐらい捨てただろうか。靴も鞄も本もとにかく捨てる捨てる捨てる!・・・いや〜、いらないモノがいっぱいあるとは思ってたけど、こんなにあったとはねぇ。びっくり。(f^^)
でも・・・それでも「荷物が減った」とはとても言えない。そうした処分品も見越しての9トンなのだ。ふぇ〜ん。ホンマに引越できるんかいな・・・(;>_<;)

来る日も来る日も朝から晩まで箱を作り、荷物を詰めて、クタクタになり、5日もすれば飽きてきて・・・。でも、これさえすればあそこに住める、あの場所に住めるんだと思って何とか頑張ったのだ。(ってそんな大げさな。)
そういえば、春頃から体力をつけないとと思い立ち、運動を始めたのもこの為だったのかなぁ。

そんなこんなで、夢にまで出てきた荷造りもやっと先が見えてきた頃、いよいよ私達の手元に新しい家の鍵が届いたのです。